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2020-05-29

インド「ヨガのふるさとリシケシの旅⑨」シヴァナンダ・アシュラム滞在3日目

もりのヨガのyokoです。
2017年10月18日(水)~10月25日(水)までの8日間のシヴァナンダ・アシュラムでのヨーガ研修の様子を複数回に分けてコツコツ綴っています

インド北部、リシケシのシヴァナンダ・アシュラム滞在3日目、ヨーガ研修の様子をお知らせします。


2017年10月21日(土)リシケシ (シヴァナンダ・アシュラム)


5:00~6:00「サマーディシュライン」朝の瞑想に参加。6:00瞑想が終わると「ヴィシュヴァナート・テンプル」朝のアーラティ(聖なる火の儀式)に参列。
始まりは参列者が少ないですが、真ん中のピカピカしている床の通路を「火の通り道」として開けて両側が参列者で出入口までいっぱいになります。

アーラティの最後に「ろうそくの燭台(浄化の光)」が参列者に回ってくるときの音声を少しお届けします。

ヴィシュヴァナート・テンプルの入口から差し込む朝日とこの音声に包まれながら、光が運ばれてくるこの瞬間がアシュラム滞在の中で一番のお気に入りの時間になりました。

7:00「ダイニングホール」へ移動
今日から一般の場所に移動しての朝食、あぐらで座り右手で頂きチャイをおかわり、特別室の個室のイスとテーブルでの食事より、他の滞在者の皆さんと同じ場所の方がリラックスして食事が出来ました。

8:00「ディヴィヤ・ナーマ・マンディール」へ移動。前日も副総長のダルシャン(講義や質疑応答)をしていただいたお部屋です。
貴重な資料を保管している場所も見せて頂きました。

8:00~9:10スワミ・アドヴァイターナンダジ (スワミは出家僧、~ジは尊称) のダルシャン (講義や質疑応答) 。

ヨガの学びとして無知と智慧にまつわる物語の紹介の後「あなた方はラッキーです。既に3つのギフトを持っている」とお話が始まり、その「3つのギフト(この人生で得難い事)」について解説してくださり、心の平和を保つ秘訣を教えていただき、時間も延長されて笑顔で口調は明るく、お人柄の良さにも感銘しました。

9:15~10:15副総長のスワミ・ヨーガスヴァルーパーナンダジのダルシャン (講義や質疑応答) 。

私達が亡くなった方の為に祈る事、輪廻転生のサイクルから解放される考え方、心が平和で穏やかになる方法などについてお話してくださいました。

私は質問する機会を頂いて、長年病気を患っている75歳の家族が100歳まで生きたいと生きることに意欲的だが「どうしてこんな風に生まれてしまったのか、次に生まれ変わったらもっと丈夫な体に生まれて…」という考えを持っている、どうしたら家族が心穏やかに満足して生きられるかとお伺いしました。

「次に生まれ変わったら・・・ではなく・・・今、心が平和になる為に・・・」とダルシャンでのお話と繋がる明確な答えを頂きました。

通訳は「八段階のヨーガ」の増田喜代美さんがしてくださいました。

アシュラム滞在最終日、通訳の言葉が足らず、もっと分かりやすく伝えたかった、と私を探してくださり、親身に追加のお話をしてくださいました。

お話を伺っていると、病気の家族を大切に想い、心から尽くしているつもりでも、まだ不足があった事に気付き、こんなに熱い涙が流れたのは初めてというくらいポロポロ涙が溢れました。

アシュラムの方々が、アシュラムで過ごす作法も何も分かっていない異国の私たちに寄り添い、安心の中で心地良くヨガの研修をさせて下さるように、家族の不安を少しでも取り除けるように寄り添い、共に時間を過ごし、安心する瞬間をもっと増やしていきたいと思いました。

10:20「ライブラリー」
キールタンやマントラの本を購入。
10:30「バジャン・ホール」スカンダ・プージャに参列、あと少しで幕が開いて花で飾られたスカンダが公開されることろで次の予定の時間になってしまいました。11:00総長スワミ・ヴィムラーナンダジのダルシャン(講義や質疑応答)。頭の中にある6つの敵について、カーマ(欲望)クローダ(怒り)ローバ(貪欲)モーハ(執着・迷妄)マダ(憎しみ・高慢)マスチャリア(嫉妬)、暗闇や無知を取り除き、心が平和の光に満たされますようにとのお話や、今朝聞いたばかりの「3つのギフト」のお話をして頂き、更に理解が深まりました。12:30 flavor’s RESTAURANTで昼食。
辛すぎるものもなく、本当に美味しかったです。14:00ラクシュマン・ジュラー橋周辺に買い物に出かけました。
ガンジス川対岸のシュリートラヤンバクシュワール寺院を眺めて、映像や写真で見たことがある景色を目の当たりにして「私、本当にリシケシに来てる!」と感激しました。
寺院近くのブティックで、木彫りのガネーシャの置物を購入しました。散策後、夕陽に色づくガンジス川のほとりの道を歩いて戻り「グルデーヴ・クティール」へ向かいました。
17:00「グルデーヴ・クティール」のバジャン、続いてアーラティに参列。

19:00「ダイニングホール」で夕食。

19:30~21:30「サマーディン・シュライン」でナイトサットサンガ。

インドの人々の信仰心は日本人とは比べ物にならない程深く、アシュラムでのお祈りや食事の前のお祈りなどでは「神様を想うインド人の方々の信仰心に失礼のないように」と 感謝の心だけを込めて、 周囲に合わせて見様真似でやっていました。

見様見真似でも、何度も何度も様々な場所でお祈りを繰り返していると、なにか大きなエネルギーと繋がるような、心の空いたスペースにパーツがピッタリ収まるような、心満たされた気持ちになっていくのを感じていきました。

今夜は次の日の行程の打ち合わせが長引き、明日は6時起きに変更、目覚ましをかけて就寝しました。


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