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2020-07-21

ヨガクラス中のアウェアネスは日常生活にも活きてきます

もりのヨガのyokoです。

皆さんのヨガを始めたい!と閃いたきっかけはどんなものが多かったのでしょうか?

身体を柔らかくしたい、肩こりを改善したい等、身体から入った方が多いのでは?、とは思いますが、ヨガに惹かれるのは身体だけでない「何か」があるような気がしてヨガをしてみたい、と感じた方も多くいらっしゃるのではないかと思います。

身体の為と思って続けていたら、心にも効いてきた、と感じた方もいらっしゃると思います。

私が求めていた「何か」は、「リラックスしてもっと生きやすくなるのではないか」という期待がヨガに対してありました。

その「何か」は「 アウェアネス(気づき、無意識の反対=意識化) 」から

ヨガクラスでアサナ(ポーズ)をする時に、見本の真似をしてただ行うだけではなく、体や呼吸、様々な所に意識を向けていきます。

肉体を使うのはアサナ(ポーズ)、アサナの意味は=調整&知ること、です。

アサナの効果は、常に肉体的、精神的、魂的なレベルで起こります。

ヨガの効果は練習の頻度にもよりますが、もっとも大切なのは「気づきの程度」「関心の程度」によります。

ヨガは「アウェアネス(気づき無意識の反対=意識化)」が大切で、どのレベルでの効果を実感するのかは、気づきの程度により変わってきます。

力が入り緊張した身体に気づいたり、こだわりや思い込みに気づいたり、身体の力を抜くように気づいた度に簡単に手放すことが出来る事と、しばらく向き合って行くような時間がかかる事があります。

自分を知ると、だんだん自分を苦しめている思考のパターンが見えてきて、自動的に思い浮かぶ思考や感情と自分を切り離す行動をしていく事で、平和で安定した自分に繋がっていく事が出来てきます。

自分自身を客観視する事も大切で、ウイットネス=目撃者の態度で、身体や心を観察していく事が アウェアネス(気づき無意識の反対=意識化 )へと繋がります。

クラス中に意識を向けるポイントを、改めていくつかご紹介したいと思います。

ヨガクラス中に意識を向けるポイント

①意識を今ここに置く これがヨガのマインド(心・思考・感情・記憶)。マインドは、過去の出来事などの悩み事や、未来への不安など、常に過去や未来へ揺れ動きます。ヨガからのギフトは「今という瞬間」を味わう事です。

②アウェアネス(気づき) 気づきがないとヨガの時間にはなりません。この気づきは日常生活でも大切な事、気づきの幅を広げられるようにしていきたいですね。

③身体への意識 アサナする自分を客観的に見つめて、知らず知らずのうちに力が入っていないか、自分が自動的に力を入れてしまうところに気づいたら、緊張を手放して意識的にリラックスして過ごでせるようになってきます。

④呼吸への意識 先ずは呼吸をしている感覚に気づいていく、日常で緊張して呼吸が浅くなる時はどういう時なのか、どんな時もゆっくり深く呼吸をしていけるように、アサナをする時に深い呼吸を心がけます。

⑤マインドへの意識 考え事をするとマインドが緊張します。アサナをする時には、考え事に囚われず、今行っている事に意識を向け、良い集中の中で、気持ちの上でリラックスしてヨガの練習をすることで、慌ただしい日常生活の中でリラックスして過ごすことに繋がってきます。

心持ちも大切です

ヨガの練習をする時は、これらの事を意識している、自分がアサナをする中で形だけでなく「意識を向けるポイントに集中」して行うことが大切です。

マインドへの意識のところで少し触れましたが、つい私たちは出来る出来ない、硬い柔らかいなど、自分をジャッジしてしまいがちですが、「二極の対立はマインドを緊張」させます。

ヨガは自分の為の大切な時間、ジャッジして苦しめず、全力で最良の努力を自分の為にしている事、自分が自分に対してOKを出してあげられることが最も大切です。

晴れやかで伸び伸びとした気持ちをイメージして、その気持ちが表情にも表れてしまうような「心持ち」で、リラックスしてヨガを楽しむことも、習慣にしていきたい重要なポイントです。

ヨガの効果は、『はい、効果です、お待たせしました!』と料理をオーダーした時の様には訪れません。

クラス中に「意識を向けるポイント」や「ヨガをする時の心持ち」などを理解しながら、ヨガの練習を続けていくと、「あれ、最近ここが楽になったな」同じ状況下でもストレスに感じなくなってきな」など、気づきの幅により、心や身体、生活に活かされてきて変化を感じる瞬間に出会うことがあります。

上記のように感じるには、結果に執着しないことも大切です。

ヨガの効果を花壇の水やりで例えるなら、しおれた植物に水やりをして、どの花、どの葉っぱが生き生きとして戻って来てくれるか分からないように、 今に根差し 練習や気づきの水やり(行為)を続け、結果は委ねるという考え方を持つと心が楽になります。

ヨガクラスでは、良い気づきの状態を保ってヨガの練習をすること、リラックスして楽しんでヨガが出来るように、微力ながらお手伝いさせて頂きたいと思っています。

ヨガを学んでも経験して実感したことしか皆様にお伝え出来ません。

私も皆様と同様に日々アウェアネス(気づき)を大切に、良い心持ちでヨガの練習を、そして日常生活を、積み上げていきたいと思います。


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