インド「ヨガのふるさとリシケシの旅⑩」シヴァナンダ・アシュラム滞在4日目、アサナクラス、ヴァシシュタグハ
もりのヨガのyokoです。
2017年10月18日(水)~10月25日(水)までの8日間のシヴァナンダ・アシュラムでのヨーガ研修の様子を複数回に分けてコツコツ綴っています。
インド北部、リシケシのシヴァナンダ・アシュラム滞在4日目、ヨーガ研修の様子をお知らせします。
2017年10月22日(日)シヴァナンダ・ アシュラム→マンンガラン・ヨガピートでのアサナクラス→ヴァシシュタグハでの瞑想
7:00「ダイニングホール」本日はチャイのみ、軽めの朝食にしました。
8:00~12:00「マンンガラン・ヨガピート」スワミ・ヴィシュヴァールーパナンダジ(スワミは出家僧、~ジは尊称)のダルシャンとアサナ(ヨガのポーズの練習)の予定です。
現地まで歩いて移動しました。
この日は、インドに来るのが15回目というマンンガラン・ヨガピートに滞在中の高知県のJさんも合流しました。
本日も現地在住のAさんの通訳、Aさんには通訳だけでなく、生活で困った事、乗り物の手配、お土産の事、悩み事を相談される方もいて多方面にお世話になり、カルマヨガの実践をされる心持ちが素晴らしく、感心させられることばかり、ご一緒することで沢山学ばせて頂きました。
私たちの滞在時、シヴァナンダ・アシュラムの女性のアサナクラスは指導者が不在との事で、アサナは受けらず、インドで受ける初のアサナクラスです。
こちらがスワミ・ヴィシュヴァールーパナンダジです。
以前来日された時の講話をお聞きした事があり、お目に掛かるのは今回で2回目でした。
アサナクラスは、パワンムクタアーサナ(パワン=風、ムクタ=解放)で足首や手首を回すことから始まり、関節や筋肉の緊張をほぐし緩めて、丁寧に準備運動していきました。
その後ダイナミックなアサナに移り、伸び伸びと力強く集中して受けられる心地良いクラスでした。
ヴィシュヴァールーパナンダジからは、気づきの目覚め、アウェアネス(気づき・意識)、呼吸を深くする、リラックスして行うと心が気づく瞬間が増えて気づきが開花する、吸うときに意識すると吐くときにそこから毒素が出る、心が行った所にエネルギーが流れる、といったお話から始まり、様々なお話をして下さいました。
質問をさせて頂ける時間があり、私はアシュラムで複数のスワミがお話してくれた「3つのギフト(この人生で得難い事)で理解しきれていない点があり、更なる解説をお願いしました。
識別力について、心を内側にどうやって納めるかがヨーガであると言うお話、見る側(見る人)に重点を置く・する側(やる人)は変化すると言うお話、更に様々なお話も聞かせて頂きました。
興味深いお話で、どんどん近づいていってしまい、最後はヴィシュヴァールーパナンダ ジの周囲をぐるっと取り囲んで、みんなでかぶりつきで聞き入ってしまいました。
12:15ご用意して頂いた手作りの昼食、野菜がいっぱいで本当に美味しかったです。
Jさんとお隣だったので、私は初のインド、この1度では全てを見て学ぶことが出来ない事を痛感して、15回来ているJさんにインドについて伺いました。
Jさんは「1回目はインドのルールを学びに来たような気がする」「街のルール、生活のルールも同様に、どうしても日本人はインドの神様に対して土足で足を踏み入れるような失礼な振る舞いを無意識してしまう」とインドでの生活の知恵となるお話をしてくださいました。
無意識が怖い所と痛感、ここから神様が祭られている所での振る舞いに更に気を付けるようになりました。
13:10マイクロバスで移動開始
14:20「ヴァシシュタグハ」着、ヴァシシュタグハとは昔、ヴァシシュタという聖者が瞑想したと言われる洞窟(グハ)で、洞窟の入り口は施錠されていて15:00に空き、中で実際に瞑想することが出来る聖地です。
入口には、開錠を待つ瞑想に来た方々が既にいて、私たちも一緒に開錠を待ちました。
そしてヴァシシュタグハのすぐ近くを流れる上流部のガンジス川は、自然豊かで水がきれいでした。
開錠時間になり、ヴァシシュタグハ内へ入り、人生初の洞窟内での瞑想をさせて頂きました。
帰りの道が混むので時間が足らず各自15分ほどの瞑想で無念の終了、マイクロバスに乗りアシュラムに戻りました。
アシュラムに戻り、バジャンまで少し時間があったので、リシケシのお土産屋さんをウインドーショッピングしました。
17:30「グルデーヴ・クティール」のバジャン、続いてアーラティに参列、ガンジス川のほとりで行われる、心地良いひと時です。
19:00「ダイニングホール」で夕食。
19:30~21:30「サマーディン・シュライン」でナイトサットサンガ。
明日は日の出を見に行く為3:40起きです。
Jさんの「インドのルール」の話を同室のKさんとして、アーシュラムのルールにも当てはめて、「インドの事、アシュラムの事、知らなくて失敗してしまった時は、次にしないように気を付けよう」ここからのインド滞在の標語のようになりました。
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